Torre Grande社の”Le Petrulle”オーガニックエクストラバージンオリーブオイルは、ミディアムフルーティなオリーブオイルです。私たちの品種であるコラティーナ種は、ポリフェノール含有量もとても多く、辛味があることで有名ですが、Le Petrulleは苦味と辛味のバランスが取れた、とてもエレガントなオリーブオイルに仕上がっています。
色は透き通ったエメラルドグリーン。香りは繊細なのに、プーリアの野草の香りやコーヒー豆、シナモンのようなスパイスの香りも楽しめます。味はルッコラやローズマリーのハーブの味がしっかりと効いているけれど、すっきりとした喉越しで、料理と上手に調和してくれます。
食事とのペアリング:
私たちのオリーブオイルは、様々な料理に使っていただけます。ミネストローネのような野菜のスープから牛肉のステーキ、また冷奴や味噌汁の上からかけていただいてもとても美味しくいただけます。また、チョコレートと唐辛子のペアリングのように、コラティーナの辛さを生かして、チョコレートのムースやバニラアイスにかけていただいてもまた違う味を楽しむことができます。
2020年に頂いた賞:
オリーブの木は1年に1度だけオリーブの実をつけます。そのため、収穫が始まる10月中旬から下旬までは、主にオリーブの実の品質を向上させるために、肥料の散布や木々のケアを行います。私たちはICEAというオーガニック団体によって全ての農地がオーガニック認証を受けています。そのため使う肥料なども、全てオーガニックのものです。
収穫は、その年の熟度によっても変わりますが、大抵10月下旬に緑色のオリーブの実だけを選んで開始します。最高級のものを作るために、一本いっぽん、実を定めながら収穫する木を選んでいきます。収穫方法は、半分手摘み、半分手持ちタイプの機械によって行います。収穫開始は日の出とともに始まり、それから最高でも7時間以内にろ過までされてオリーブオイルになります。スピードが新鮮さの鍵を握るため、出来るだけ早く搾油を進めます。
搾油はMori-TEM社を使用し、酸化を防ぐために、全ての工程が真空状態で行われます。また、コールドプレス(低音搾油)をしておりますが、熱に弱いポリフェノールを壊さないようにするため、機械ができる最低温度、12度から15度の間で搾油しています。
その後ろ過に入ります。オリーブオイル内に入ってしまっている水分や土やほこりなどをろ過することで、味に雑味が減り、エレガントな味に仕上がります。また品質を長く保つことも可能になります。